去年からAmazonPrimeの「古代の宇宙人」と言うTVシリーズにはまっています。文明の始まりは、エジプト・メソポタミア・インダス・黄河の四大文明であると習ったつもりです。紀元前4000年ころの話です。それが覆されるかも?というドキュメンタリーです。トルコの羊飼いが見つけたギョデグリ・テペと言う遺跡は、ドイツの調査チームの炭素年代測定によると、紀元前10000年以前のものではないかと言うことです。T字形に作られた巨石に当時の生物ではないかと思われる動物が彫刻されています。現在の技術をもってしても簡単には造れそうにありません。このシリーズは、何年にもわたり放送されていたようで、シーズン8程度まであります。もし先の年代測定が正しければ、人間の歴史が2倍の期間になるということです。
2010年前後から放送されていたようで、最初のころは、マヤのカレンダーが終わる2012年12月まえは、世界の終わりと言う論調が多かったのですが、2013年以降は、新しい世界の始まりという論調になっています。エジプトのスフィンクスは、まわりに水によって浸食されたあとがあるそうです。エジプトが砂漠ではなく雨が豊富に降っていた年代を調べると紀元前4000年よりかなりさかのぼるそうです。ピラミッドもファラオの墓ではなく、発電所だったのではないか?とも述べられています。ニコラ・テスラの提唱していた空中送電のようなことが行われ、各所にあるオベリスクがその電力を受けていたのかも?と言われています。
パキスタンのモヘンジョダロには、核爆発があったのでは?と考えられる痕跡があるようです。岩石のガラス化や人々が生活していたままの格好で骨になっているそうです。このガラス化(高温が必要)はイギリスの北部にもあります。インドは古い書籍(マハーバーラタやリグヴェーダなど)が豊富に残っており、それを調べると単なる神話ではないのでは?と思われる。聖書もそうであるが、各地の神話には共通点が多い。神々が空から舞い降りて、その後、洪水が起こり・・・など、実際に起こったことの伝承なのではないか と問題提起しています。フィクションであれば、これほどまでに世界中で同じ内容の神話が出来るとは考えづらい。聖書のノアの箱舟も同様の物語が世界各所にある。ピラミッドも南北アメリカから中国・インドネシア・ヨーロッパと各地域に存在している。ギザの大ピラミッド(3連)は、平面配置がオリオン座の三ツ星の角度に合っているらしい。またメキシコのティオティワカンの太陽のピラミッド等の3連のピラミッドも三ツ星の角度になっている。地動説よりも何千年も前であるが、ところどころに地球は、太陽の周りをまわっていると考えられていたと思われるところがある。
ホモサピエンスの進化についても、急激な進化でミッシングリンクが存在するらしい。これを宇宙人のアダプテーションと考え合せ、宇宙人が遺伝子操作をしたのではないか?私たちの祖先は、太古の宇宙人ではないのか?等々述べられている。最終的には、・・・・とは考えられないでしょうか?という結びになっていて断定しているわけでは、ありません。デニケンによって30年以上前に提唱されたこの考え方にも一理あると思わせられる番組でした。
ひょっとしたら、私たちは古代の宇宙人の子孫かも知れません。