LipH-75x90x15x2.3+C-75x45x15x2.3の断面性能を考える。
単体の断面性能 LipH-75x90x15x2.3
A= 679.1mm2 最後の2は二乗の2 以下同様
Ix= 694000mm4
Iy= 477000mm4
Zx= 18500mm3
Zy= 10600mm3
ix= 32.0mm
iy= 26.5mm
単体の断面性能 C-75x45x15x2.3
A= 413.7mm2
Ix= 371000mm4
Iy= 118000mm4
Zx= 9900mm3
Zy= 4240mm3
ix= 30.0mm
iy= 16.9mm Cy=17.2mm
C-75については表の断面性能と90°回転している方向のためXとYを入れ替えて使用する。
まず組立断面の図心を求め、そこに原点を置く。
a+b=65.3 a×413.7=b×679.1 数値は、単体の断面積
(679.1/413.7)b+b=65.3
2.64b=65.3 b=24.7mm a=65.3-24.7=40.6mm となる。
この数値を二乗して断面積を掛けて、単体のIxに加えて組立断面のIxを求める。
そのIxを最遠端までの距離(ここでいうと62.2)で除してZxとする。
ixは、√(Ix/A)にて求める。Y軸に対してのIy・Zyは、芯がずれていないので
単体のLipHのIy+C75のIxを行い、組立断面のIyとする。
組立断面の断面性能
A=679.1+413.7=1092.8mm2
Ix=694000+118000+24.7^2×679.1+40.6^2×413.7=1908000mm4
Iy=477000+371000=848000mm4
Zx=1908000/62.2=30670mm3
Zy=848000/45=18800mm3
ix=√(1908000/1092.8)=41.7mm
iy=√(848000/1092.8)=27.8mm となる。 切り捨てにて計算した。
許容応力度の計算などで細長比を求める場合は、単体の溶接ピッチによる細長比
および組み立てた単体の数により有効細長比の計算を行う。許容応力度が小さくなる
方向になる。⇒後日