剛床仮定が成立する仮定では、水平力は、各方向において、それぞれのブレースの水平剛性の比によって振り分けられると考えています。そのために各ブレースの水平剛性を考えてみます。


このようなブレースを考えます。

ブレースの水平剛性は、P/δで与えられます。ブレースはM12とすると有効断面積Ae=12×12×π×0.75=84.8mm2

h=3000mm M=1820mmとし、ヤング係数は205000N/mm2とする。

角度θ=tan-1(h/M)であるので(-1は-1乗)、1.025radになる。

水平剛性K=E・Ae/ℓb・cos2θ(コサイン二乗θ)となり K=1,335N/mm2となる。

※水平剛性Kの値は、荷重Pの大きさに影響を受けません。

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